■第2回化学工学会エネルギー部会シンポジウム

『エネルギー貯蔵の基礎から展望まで』のご案内

 

皆様、平素より部会活動にご理解とご参加をいただき、厚く御礼申し上げます。このたび、化学工学会エネルギー部会では、部会シンポジウムの開催を企画しました。

テーマは『エネルギー貯蔵の基礎から展望まで』です。

 

パリ協定に基づいて再生可能エネルギーを導入する時に一番問題となるのが、その変動性です。太陽光発電は日の出ている時だけ、風力発電は風が吹いている時だけ、農業残渣バイオマスはその発生する季節だけ入手できますが、必ずしも我々がエネルギーを必要とする時に入手できるとは限りません。このため、エネルギーを貯蔵することが重要となります。しかしながら、エネルギー貯蔵にはコストもかかり、貯蔵の間に失われてしまうエネルギーもあります。脱炭素社会に向けて、エネルギー貯蔵について基本的な原理から、研究開発の状況、注意する点、今後の展開までを確認したいと思います。

 

以下の通りに開催します。是非ご参加いただければ幸いです。ディスカッションの時間も長めに取っています。意見交換の場としてもご活用ください。

 

日時:2024228日(水) 13:00-17:00

場所:オンサイトとオンライン(ZOOM)のハイブリッド

オンサイトの場所:全国家電会館

113-0034 東京都文京区湯島3丁目6

電話: 03-3832-4291   URLhttps://www.jeass.or.jp/

 

主催:(公社)化学工学会 エネルギー部会

協賛(予定):(公社)化学工学会環境部会、(公社)化学工学会熱工学部会

参加費:5,000円(オンサイト、オンラインとも)

参加申込サイト:http://www.i-aeu.sakura.ne.jp/240228enesymp/reg.html

 

参加申込及び参加費振込締切日:2024221日(水)

 

*資料は講演者の著作権保護を含めた拡散防止のために事前郵送とさせて頂きます。ご了承ください。領収書は予稿原稿とともに発送します。

 

【プログラム】

 13:0013:05 開会挨拶(張 孟莉)

 13:0513:35 脱炭素社会におけるエネルギー貯蔵     松村 幸彦(広島大学)

 13:3514:05 蓄電デバイスの各種課題と研究動向      井上 元(九州大学)

 14:0514:35我が国の石油備蓄における現状について    河田 裕介(資源エネルギー庁)

 14:3514:45 休憩

 14:4515:15 水素貯蔵の現状と展望               石垣 恭平(日本エア・リキード合同会社)

 15:1515:45 変動性再生可能エネルギー有効活用技術としての蓄熱技術  能村 貴宏(北海道大学)

 15:4516:55 ディスカッション

  16:5517:00 閉会挨拶(汲田 幹夫)

司会:張孟莉

 

【お問合せ先】

問合せ先

化学工学会エネルギー部会事務局 

広島県東広島市鏡山1-4-1

広島大学大学院先進理工系科学研究科 熱工学研究室内

tel: 082-424-5762     fax: 082-422-7193

e-mail: scej-energy-adm@ml.hiroshima-u.ac.jp